土地活用で太陽光発電をする方法と他との違い

リスク面から土地活用を考える

2020年11月19日 16時08分


土地活用でリスクを見る場合、大きな要因になるのが建物を建てるのかどうかになります。
それによって初期投資額が大きく違うからです。
リスクが低いものになると、太陽光発電や平面のコインパーキングなどの駐車場経営になるでしょう。
これらは建物を建てることがありません。
 
ではトランクルームはどうでしょうか?建物を建てることはありませんが、屋外に設置する場合は建築確認申請が必要になります。
こういった面から見た場合は建築物に該当しますが、手続きは煩雑ですが投資リスクを考えた場合、比較的小さいです。
 
巨視的に見た場合のリスクですが、膨大な資金を投入して建物を作る土地活用であっても、
収益が思うように稼げないならば売却すれば良いと考えるかもしれません。
ですが、簡単にリスク軽減はできません。収益物件を探している買主が購入するポイントは収益性です。
稼げない場合は売却できないこと多いです。リスク軽減にはなりません。
 
そして、賃貸経営で部屋数が多くなりますと空室リスクが高まります。
戸建てよりもマンションやアパートの方が空室リスクは分散しますから低くなりますが、投資リスクは大きいですね。
それならば、土地だけを貸す貸地ならばどうでしょうか?
 
短期の契約ならばリスクは小さいでしょう。
しかし、建物を建てる借主の場合は借地権の絡みもあり契約期間は数10年単位になります。
そうなると、相続トラブルや地代の滞納のリスクがでてきますし、転用性の面からみても問題があります。